骨を作る成分というとカルシウムと思う人が多いと思いますが、コラーゲンもとても大きな役割をしているんですよ。水分を除いた骨(硬骨)の約20~30%も占めるそうです。関節軟骨では約50%も含まれているとか。
骨のたんぱく質の割合でみると、じつに約80~90%を占めているというのですから重要性の高さがわかりますよね。
毎日少しずつではありますが、骨は新陳代謝によって新しく生まれ変わっていることも知っていましたか?
丈夫で健康な骨は、硬いだけでなく柔軟性も持っているんです。
骨はコラーゲンにハイドロキシアパタイトが結合してできています。しかし、加齢に伴い骨の構造が柔軟性・弾力性を失って、ハイ ドロキシアパタイトがくっつきにくくなるんです。骨にカルシウムをつなぎとめる力が弱くなってしまうのが原因です。その結果水分の少ないもろい骨になりス カスカのような状態になってしまいます。これを骨粗しょう症といいます。閉経後の女性などは特に気をつけないといけない病気です。
また骨と骨をつなぐ関節は軟骨でおおわれていますが、この軟骨は保水性・柔軟性・弾力性という特徴によって骨と骨の間でクッション(潤滑油)の役割をしているのです。外部からの衝撃を最小限に抑える働きを持っているんですね。
しかしこの軟骨も、加齢に伴い保水性・柔軟性・弾力性が失われクッションの機能を果たせなくなるのです。そうすると、関節はクッションを失くして骨と骨がじかにぶつかり合い痛みを伴います。この症状が、関節痛または変形性膝関節症と呼ばれるものです。
こうしたことから、医療の現場でも予防・治療に使用することが一般的となっています。
人間の要ともいえる骨は、硬さを保つカルシウムのほかに保水性・柔軟性・弾力性を持ったこの成分があってこそ強くて健康な骨が作られるんですね。
食事やサプリメントから積極的に摂取することの大切さがおわかりいただけたのではないでしょうか。